みなさま、旦那さんはオシャレですか?
そうでもないですか?
あー。けっこうヤバめですか。
わかります。その気持ち。
ウチの夫も、服にまったく興味がないタイプです。
性格は優しいし、子どもの面倒もよく見てくれるし、
何より私が一番話が合う、一緒にいて一番楽な相手が夫なので、これ以上望むのは贅沢な気がしないでもないのですが、
控えめに、
オブラートに色々モロモロ包んで言いましても、
『その服装のチョイスはいかがなものでしょう…』
といった感じ。。
そのヤバめ服装エピソードの1つをお話しすると、
まだ、夫が、夫ではなく彼氏だった時代。
『Tシャツの上に、襟付きのシャツを羽織るような格好のときは、どんな色の組み合わせがいいの?』
と聞かれました。
参考:amazonファッション
こういうスタイルのことね。
普段、あんまりファッションには興味がなさそうだった彼が、珍しく自分から聞いてきたので、私も嬉しくなって、
『襟付きシャツが、チェックとか柄の場合は、インナーは、その中の1色をひろって色をあわせるとまとまるよー。』
と答えたんです。
私としては、赤×ネイビーみたいなチェックシャツなら、インナーは黒よりネイビーにした方がまとまるかも。くらいのニュアンスです。
ところが、彼は理系男子。
ファッションに対しても合理的な解釈をしてしまう生き物でした。
次に会ったとき彼は、
レインボーのシャツを着ていました…。
それどこに売ってたのよ!?どこに行けば買えるのよ!?というレベルのレインボーでしたね…。
『これなら下に何色を着ても合うよね!』
って言って、無邪気な顔を向けられた時には、斜め上過ぎてめまいがしました笑
そんな伝説のエピソードをもつ夫ですが、
今現在は、私の少しの働きかけと、本人の意識が変わってきたことで、
実家に帰ったときに、夫のお母さん(オシャレな人です)に、
『あら。かわいい服着てるじゃない!』と褒められるレベルになりました!
やったー!!
本人も嬉しそうだったし、聞いていた私も嬉しい!
というわけで、序文がとても長くなりましたが、
”ダサい夫”(もうオブラートに包むのめんどくさい笑)から”今どきっぽい夫”に変化した軌跡を3ステップにまとめました!
同じような悩みを持つ人の参考になればと思います☆
ステップ1:美容室に行く
まず、おしゃれっぽく、清潔感があるように見せるには、髪型が最重要。
いくら服が素敵でも、髪型がビミョーだと、やっぱり全体的に見て、微妙な仕上がりになってしまいます。
それくらい髪型は重要!!
ってことで、いままで1000円カットに行っていた夫も、美容室でカットするようになりました。
1000円カットを否定するわけではないのですが、30代の夫は、髪の毛のボリュームとか白髪とかイロイロ気になるお年頃。
その辺を上手くカバーしてくれて、さらに素敵に見えるようなカット技術を持った美容師さんにめぐり合うには、やっぱりそれなりにお金をかけなきゃダメだろうってことです。
さらに、夫は、後頭部が絶壁ぎみなので、美容師さんのカット技術の差が分かりやすいタイプ。
本当に上手な人にやってもらうと、絶壁には思えないくらいフワッと立体的になるんですよね!
なので、美容室は完璧!と思えるところが見つかるまで、妥協しないほうが良いと思います!
ホットペッパービューティーは、メンズのカテゴリーがあるのでサロンが探しやすいですよ。
ステップ2:オシャレについて学ぶ
髪型が整ったら、次はどんな服を買えばいいかを学びます。
どんな服を買えばいいかは、男性ファッション誌で勉強すればいいんじゃない?と思いますよね。
実際、私もそう思って、夫の服を買う参考にと男性ファッション誌を見てみました。
しかし、実際見て思ったのは、
男性ファッション誌って、ファッション初心者が読むにはハードル高くね?
でした。
男性ファッション誌は、女性ファッション誌よりも載っている服の単価が高いし、柄もの・色もののコーデが多かったり、初心者がいきなり真似しようにも難しいものが多い気がします。
そりゃ、イケメンモデルが着ていたら”柄×派手色”でもおしゃれっぽく見えますが、アパレル関係でもない一般人が街で着るにはおしゃれ過ぎるんですよね。
女性ファッション誌は、女性なら誰でも読むものとして、ヘアサロン・病院の待合室にも置いてある身近なものですよね。
30代、40代向けの雑誌でも、GU・ユニクロ・ZARA等のプチプラ特集が組まれるときもあるし、けっこう実用的。
しかし、男性ファッション誌のターゲットは、ごく一般的な男性ではなく、玄人向け・ファッションオタク向けになっている傾向があるのかな~と思います。
ということで、男性ファッション誌はあきらめて、初心者の私が参考にしたのが、
MBさんの最速でおしゃれに見せる方法です。
ファッションバイヤーのMBさんが、今まで誰も言葉にできなかったオシャレの秘密を論理的に教えてくれる一冊です。
おしゃれは客観的なものであり、そこには一定の原理原則が存在します。
10人中9人が「あの人おしゃれだね」と言ってくれるような「おしゃれに見せる方法」が存在するのです。
おしゃれな人は、「おしゃれに見せるルール」に則って服を着ているからおしゃれに見えるのであって、言葉で説明できない「おしゃれのセンス」なんて、この世の中に存在しないのです。センスとやらはルールを理解すれば誰にでも身につけることができる後天的なものです。
目次より抜粋
大原則:「ドレス」と「カジュアル」のバランスを考える。
ルール①服はボトムスから揃える
ルール②形は「I」「A」「Y」で整える
ルール③色はモノトーン+1色に抑える
こんな感じで、明確にルールとしてファッションを教えてくれるので、初心者でもわかりやすく、すぐにマネできる内容の本です!
夫に読んでもらうのも、もちろんよいのですが、自分も読んでおくと、『なるほどね~』と思わず唸る箇所があり面白いと思います。
実際に、夫は、ルール①にならい、細身のパンツを買いました。
(本書の中でのイチオシは、スキニーのブラックデニムでしたが、体型が気になる人は、裾に向かって細くなっているテーパードパンツでも可ということで、そちらを買いました。)
足元がすっきり見えると、全身のバランスもすっきりして、今までよりも俄然おしゃれに見えるようになりましたよ!
ステップ3:試着して買う。プロに頼む。
買うべき服がわかったら、実際に買いに行きましょう!
買うべき、最優先アイテムは、ステップ2の最速でおしゃれに見せる方法で学んだとおり、
裾がすっきりしたシルエットのパンツです。
ここで、パンツだけ買うのもありなんですが、一気におしゃれに見せるためには、上下一式コーディネートを買ってしまったほうが楽です。
それも、試着して店員さんと相談して買うのが一番楽ですね。
私の偏見かもしれませんが、男性の店員さんだと、自分自身も服が好きでしょうがない!
みたいな方が多いので、『何を買ったら良いのか分かりません~』って言う私たちみたいなお客でも、親身になってあれこれコーデの相談に乗ってくれる方が多かったです。
店で平置きされている状態では目に留まらなかった服でも、着てみると意外と良い!っていう服はありますから、お店の人のアドバイスは貴重です!
あとは、
- 実際に店舗に行って試着して買う時間がない
- 面倒がって、なかなか買い物についてきてくれない
という時には、洋服のレンタルサービスが便利でした。
どんなものを買ってよいか分からない、おしゃれな服が1枚もない初期に利用して、自分に似合う服を探るというのもひとつの手だと思います。
レンタルで気軽ですし、逆に、買いたいくらい気に入った服は買い取ることもできますし、中々使い勝手が良いサービスでしたよ。
まとめ
ステップ3まで、きちんと順を追って進めていけば、
”誰が見ても、おしゃれな夫”になるかは別として、
最低限”ダサい夫”からは、確実に卒業できると思うので、試してみてください☆
では、またー☆