突然ですが、日本化粧品検定1級に合格しました!
マークシートを塗ることにもドキドキしてしまうくらい、テスト・試験というものから遠ざかっていた30代主婦ですが、無事に1級に合格することができました!
日本化粧品検定は、1級でもマークシート式の試験なので、テキストの内容をしっかり覚えれば合格できる試験です。
ただ、そうは言っても
『テキストをしっかり覚える』これが簡単にできたら苦労はしないわけですよ…。
ひたすら暗記!
テキスト読み込む!
っていうゴリ押しの勉強法も若いうちはできたのですが、30代の脳ミソにはハードでなかなか記憶が定着しないんですよね(泣)
そんなこともあって、
効率的に、スマートに、少ない時間でも効果的に知識が身に付く勉強法を探して、実践してみました。
そのおかげでテスト勉強なんて10年ぶりの主婦でも、独学&いきなり1級合格できたので、まとまった勉強時間が取れない方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
日本化粧品検定についても記述しますので、さくっと勉強法だけ知りたいよっていう方は、目次から『効率の良い勉強法』のところまで飛んでくださいね。
目次
日本化粧品検定とは?
化粧品を正しく使うための知識や、化粧品についてのスペシャリストを育成するための検定です。
化粧品のよし悪しを評価するのではなく、化粧品の中身や働きを理解し、目的に合った使い方ができるようになることを目指しています。
日本化粧品検定1級対策テキスト P3より
受験者の7割が化粧品・美容関係者のようですが、年齢・性別問わず誰でも受験することができる検定です。
検定試験について
1級、2級、3級と3種類の検定試験があります。
このうち、3級は、公式ホームページより随時受験できます。
1級、2級の検定試験は、年2回、5月・11月に実施されます。
1級、2級の試験方法は、マークシート方式です。
どちらも60問で、正答率70%以上で合格となります。
いきなり1級は取れるの?
いきなり1級からの受験も可能です。
私も2級を受けずに、1級からチャレンジしました。
また、1級と2級の併願受験もできます。
私がいきなり1級受験に踏み切った理由
いきなり1級を受験するか、2級から順番に受験するか、はたまた1級・2級の併願受験をするか迷うところですよね。
私がいきなり1級を受験することに決めたのは、1級と2級のテキストの内容を見て、1級でもイケそう!と思ったからです。
一応、理系学部出身なので、検定で良く出題される”界面活性剤”とか、化学物質のカタカナ名に馴染みがあったのも大きいです。
2級のテキストは、『肌悩みの原因とお手入れのしかた』や『メイクアップの基本テクニック』など読み物としても面白い内容が多いです。
美容に興味がある人であれば知っている内容も多い印象です。
それが、1級になると、化学物質のカタカナ名を覚えなければならなかったり、化粧品の法律・化粧品の歴史についても覚えなければいけなかったりで、一歩踏み込んだ内容になっています。
受験する級は、公式のテキストの内容を確認してから決めるのがベストだと思います。
注意:
1級の試験範囲は、2級の範囲も含むので1級のみの受験でも2級の内容は頭に入っていないとダメです!
問題集は買うべきか
日本化粧品検定では、過去問の問題集の販売はしていないので、過去にどんな問題が出題されたかわからないんですよね。
受験時は、問題用紙と回答用紙の全てが回収されますし、SNS等で出題問題について公表することも禁止になっています。
ということで、純粋な過去問が出回っていないんです。
試験勉強は、過去問を解くのが一番だと思っているのですが、化粧品検定ではそれができないので、代わりに公式サイトで買える問題集を解くのが一番だと思います。
この問題集は、純粋な過去問ではないのですが、どのような形で出題されるか傾向がわかるので、やっておいて損はないです。
値段が約2,000円と微妙に高いし、公式サイトからしか買えないしで最初は買うのを迷っていました。
でも、私の受験時には、問題集と似たような問題が出題されましたし、終わってみれば買ってて良かったと思います。
効率の良い勉強法
効率の良い勉強法を探して見つけた動画がこちら。
メンタリストDaiGoさんのYouTubeなんですが、心理学や脳科学の論文ベースで科学的に証明されていることを分かりやすく解説してくれるチャンネルです。
『論文によると~です』だけでなく、実生活でも役立つ実践的な形にして教えてくれるので、ためになる動画でした。
私が実践したこと
以下、DaiGoさんのYouTubeを見て、私が実践したことをまとめます。
思い出す作業をたくさんこなす
人間はインプットするときに記憶をするのではなくて、忘れたことを思い出すときに記憶が深まる。
テキストを読んだ後は、いったん本を閉じてから内容を思い出す時間を作っていました。
また、市販の単語帳に要点を書き出した”要点カード”をつくって、スキマ時間に見ることで思い出す作業の回数を増やしました。
少し大きめの単語帳の方が、たくさん書き込めて使いやすかったです。
自分の声で音読
自分の声で音読して自分の声を聞くと、記憶に残る確率が高まる。
自分の声で音読すると、より頭に入りやすいそうです。
なので、家でテキストを見るときは必ず声を出すようにしていました。
また、日本化粧品検定の公式のYouTubeチャンネルでは、『界面活性剤の歌』っていうラップで界面活性剤について覚える動画もあるので、これを歌ったりしていました。
ゆるくてクセになる歌で、要点がぎゅっと組み込まれているのでとても良いです!
学習スケジュール
最後に、参考までに、私の学習スケジュールを載せます。
3か月前
- 1級と2級の公式テキストを購入。
2か月前
- 公式テキストを子どもの習い事の付き添い時などのスキマ時間にパラパラ読む。
1か月前
- 問題集を解く(1回目)
2週間前
- 重要箇所を抜き出して単語帳に書く
- スキマ時間には、自作の要点カードを見て覚えているか確認
1週間前
- 問題集を解く(2回目)
- 間違った問題・迷った問題にチェックを入れておき、そこだけ復習
- スキマ時間には、自作の要点カードを見て覚えているか確認
まとめ
1時間以上のまとまった勉強時間が取れることはほとんどありませんでしたが、以上の勉強法で効率よく知識を頭に入れることができました。
特に、自作の要点カードは日々のスキマ時間に見るだけでなく、試験当日の移動時間、待ち時間にすぐ要点を確認できたので良かったです。
(テキストも問題集もサイズが大きくて外で見るには邪魔なんですよね。)
日本化粧品検定1級は、思っていたよりも細かいところからも出題された印象だったので、しっかり勉強して試験に臨みましょうね!
では、またー☆