昨日は、歯科検診に行って、
娘のお迎えまで時間があったので紀伊国屋書店に寄りました。
大型の本屋さんは、大好きです。
近所の本屋さんでは、見かけない本があるので、純粋に、売り場を眺めているだけで楽しいんですよね。
これが欲しい!
と、決まっている本は、Amazonで頼むことが多いのですが、
実店舗だと、「偶然の出会い」があるのがいいですよね。
ふと、目にとまった本の中身を確認できるのは、やっぱり実店舗の強みです。
ネット経由だと、自分が検索したワード以外の本は出てこないですもんね。
そんな話で、今回、本屋さんに行ったからこその出会いがありました。
それが、チープシックという言葉です。
チープシックとは?
私、チープシックという言葉は、いままで聞いたことがなかったのですが、
安価なものを魅力的に着る装いとその方法
( 出典:はてなキーワード)
という意味の言葉だそうです。
こちらの本で、チープシックという言葉を知ったので、この著者の造語かな?と思って調べてみたら、1970年代にアメリカで出版された、こちらが元みたいですね。
ただ、こちらの本の中で提唱しているのは、ただ単に、
「安いものを高そうに着る」ということでなく、
自分がおしゃれを楽しむために、必要以上にトレンドを追ったり、アイテムをたくさん持ったり、高価なもので揃える必要はない
という考え方なんですよね。
この考え方には、ものすごく同意です。
私も、同じようなことを考えていて、これらのことを”コスパのいいファッション”とよんでいたのですが、
「チープ・シック」
の方が、語感も良くて、スマートですよね☆
一回、注目すると同じ言葉を見つけやすくなるようで、
(純粋に流行ってる言葉なのかもしれませんが)
今月号のGLOWの表紙にも、チープシックの文字を見つけました!
ここ数年で、スマホが当たり前になり、SNS や通販サイトの充実で、ファッションの情報も瞬時に手に入るようになりましたよね。
欲しいものが、見つけやすくなって、お店に行かなくても買えるというのは、とてもありがたいです。
でも、逆に、情報過多になっている面もあると思うんです。
次々、入ってくる流行りの情報に踊らされて、買ってみたは良いけど、
自分に似合わず、失敗したなぁ…
みたいなことも多いです。
それが新たなストレスを生んだり、悪循環になってしまっていることって、実際あると思うんですよね。
そんな時代だからこそ、普通の主婦でも、自分なりの”ファッション哲学”を持って、
賢くファッションを楽しむことが大事になってくるんじゃないかなぁと感じます。
そのために、チープシックの考え方は、とても為になると思います。
では、またー☆